マメヒコ飯店 ちらし寿司


毎週書いてる気もしますが、ほんとに一週間というのは早い。また毎土曜朝恒例のマメヒコ飯店にて開催の「マメとクルミの朝」の日。そのあとまたその場に残ってランチ。今日はひな祭り、ということで特別メニューのちらし寿司。野菜のおかず付きで、1700円。む。さすがに今日はちょっと割高感あり。でもおいしかった。エビが大きくて、甘くて、おいしかったです。酢飯も甘からず、酸っぱからずいい案配です。箸置きが、桃の枝だったのがうれしい。季節感など、ほとんど感じずに生きてる今日この頃ですので。

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「マメとクルミの朝」自分メモ。
今日も井川さんのみの回。今日も筋書きのない話ですが、印象に残ってるのは「中間を維持するのは大変」ということ。飲食店の二極化は、私も気になってるところ。なんでそうなっちゃうかって、「真ん中くらいの規模」を維持するのって大変なんですよね。わたしも20人くらいの会社の管理職だったので痛いほど分かります。どんな規模であれ、組織や会社を維持するのはそもそも大変なものですが、「真ん中くらいの規模」は小規模ほどあうんでは動けないし、大規模ほど仕組み化されてない。常にやり方を変え続ける努力がないとあっという間に崩壊してしまうのですよね…。でも組織に集まってる人は考え方も多種多様ですから、この考えを共有するのはとても難しい。その組織が目指す有り様を、心底共有できていないと難しい規模だと思います。
しかし、難しいからといって両極ばかりになってしまうと井川さんがおっしゃるように「街の多様性」のようなものは失われると思います。前にも似たようなこと書いた気もしますが、ファーストフード(チェーン店)と個人商店(視界に入らないくらいの)では街の景色が味気ない。海外から帰ってきて、日本の景色見てしょんぼりしてしまうのは、ここの差ではないかという井川さんの意見は、妙に腑に落ちました。
あとは「自分はクローズドな(完結している、単純化された)話はしない」という部分。井川さんの話にいつもうなずいてしまう原因はここなのかもしれないと思った。受け手に介入の余地があるというか。私は「パッケージになったコンテンツ」というのが非常に苦手で、たとえば単行本、DVD、アルバムCD、といったもの。好きな媒体は雑誌、ラジオ、ストリーミングのライブ映像。誰かのお膳立てした起承転結みたいなのがどうもダメなのです。これは性分なのでどうしようもないところなのですが…。勝手に受け手をレールに乗せるなよ、と思ってしまう。情報が常に流れてないと息苦しくなってしまうのだなーと思ったりしました。双子座なのです。